中学受験で合格するためには、難しい算数の問題を解けないといけないと思っていませんか?
確かに一部の難関校では、難問を解けないと合格ラインに達しない所もあると思いますが、ほとんどの学校では、基本的な計算問題や、毎年同じような定番問題が出題されています。また、模擬試験などを見ても、計算問題や、小問集合などの問題が4割〜5割くらいを占めており、それらを完答出来る力をつければ、平均点を取ることは可能です。
6年生くらいになると、中学受験塾に通っている場合、難易度も高くなって、算数の授業が理解出来なくなり、やる気を失うお子さんも増えてくるようです。しかし、多くの場合は難易度が高い問題を全て理解しなくても、十分合格ラインに達することが出来ます。
算数の成績が伸びない、平均点に達しない状態でしたら、単元の基本問題のみを何度もやり直すような勉強方法に切り替えてみてください。
例えば、速さの旅人算の問題でしたら、基本的な例題を解き直して、同じ解き方をするものを完全に出来るまで何度も繰り返し練習すると良いでしょう。
基本レベルの問題の解き方が身に付かないうちに、内容をひねったものを解こうとして分からなくなると、実際テストでは基本問題の解き方まで忘れてしまいます。
受験算数で成功するには、問題を見て解き方をすぐ思い出せるような訓練をすることが必要になります。算数の点数が伸び悩んでいる場合は、一度応用問題を解くことをやめて、基本問題を繰り返し練習して、点数を取る勉強をすることを心がけてみてください。
ただし、あまり早い時期から、点数を取る勉強のみに絞ると、せっかく才能があっても、そのセンスをつぶすことになります。低学年から中学年のうちは、パズルをやってみたり、どうしてそうなるかを考える時間を作ることも忘れないようにしましょう。
*中学受験のための学習プリントを利用して、算数の基本的な問題をくり返し練習出来ます。
おすすめ
中学受験の算数の基本問題はこれ1冊でほぼ完成することが出来ます。まずはこのレベルの問題を完璧に出来るようにしてから、解く問題のランクアップをすることをおすすめします。
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