中学受験の算数で塾についていけない|宿題をこなすだけになったときの見直し方

中学受験対策
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宿題をこなすだけになっていませんか

 中学受験の塾は、毎週の授業に加えて大量の宿題が出されるのが一般的です。特にサピックスや早稲田アカデミーなどは宿題の多さで知られており、学年が上がるにつれてその量は一段と増えていきます。

 問題は、宿題の量が多すぎると、お子さんが内容を理解しないまま「とりあえずこなすだけ」の状態になってしまうことです。宿題をこなすことで手いっぱいになると、理解が追いつかず消化不良が起きてしまい、がんばっているのに成績が伸びないという状態になりやすくなります。

 毎週この繰り返しになっているようであれば、今の勉強の進め方を一度立ち止まって見直す必要があります。


宿題をこなすだけでは成績が上がらない理由

 塾の宿題は量をこなすことが目的ではなく、理解を深め学力を上げることが本来の目的です。大切なのは、お子さんの今の学力に問題のレベルが合っているかどうかです。基本ができていない状態で応用問題をやり続けても、得点を上げることにはつながりません。

 特に偏差値50以下の場合は、難しい問題より先に取り組むべきことがあります。偏差値50以下のお子さんの多くは基礎問題が身についておらず、算数を解く土台がまだ十分にできていない状態です。基礎問題を繰り返し徹底してから、はじめて応用問題を解くことに意味が出てきます。

 偏差値50前後を目指すうえで最も大切なのは、難問を解く力よりも「落としてはいけない基本問題」を確実に取れる力です。毎日10分程度でも計算練習をくり返し、正確に解ける状態を維持することが合否を左右します。


塾のペースについていけなくなったときの見直し方

塾の授業についていけなくなった場合、主に次の4つの方法が考えられます。

  1. 塾を休学して、家庭で基本からやり直す
  2. 塾に相談して対応を求める
  3. 家庭教師・オンライン個別指導で基本からやり直す
  4. 思い切って塾を変える

塾を休学して、家庭で基本からやり直す

 算数に自信を失い、受験勉強へのやる気がなくなっているようであれば、思い切って塾を休学することも選択肢の一つです。多くの塾では6年生の夏休み前に全単元を一通り終えるカリキュラムになっているため、基本がしっかり身についていれば、6年生の夏休みからでも追いつくことは可能です。

 家庭でやり直す場合は、まず計算を正確に解けるようにしてからスピードを上げていくことを意識してください。塾のテキストの基本問題を最初からやり直したり、通信講座を活用したりすることも有効です。

Z会の通信講座では中学受験に対応したコースがあります。

Z会の通信教育 中学受験コース

 また、塾についていけなくなっているお子さんの中には、学校の算数も実はよくわからなくなっているというケースがあります。理解できていないまま先の単元に進んでしまっていることが、成績が伸びない本当の原因になっていることも多いです。まず学校の算数を余裕を持って解けるくらいに戻してあげることが、お子さんの自信の回復につながります。

塾に相談して対応を求める

 塾に相談すると、宿題を「必ずやるもの」と「時間があればやるもの」などに分けてもらう形で、量を現実的に調整してもらえることがあります。宿題がこなせていない状況をそのままにせず、早めに塾とよく話し合うことが大切です。

 個別に課題を出してもらったり、授業後に補講を受けさせてもらえるかなど、きめ細かく対応してもらえる体制が整っているかも確認してみましょう。

家庭教師・オンライン個別指導で基本からやり直す

 集団授業では一人ひとりに合わせた対応は難しくなります。受験対策に慣れた家庭教師に頼むことも有力な選択肢です。現在の塾に通いながら別の学習をするとお子さんの負担が大きくなるため、場合によっては塾を休学することも含めて検討してみてください。

 以前は訪問型の家庭教師が中心でしたが、現在はオンラインの個別指導サービスも充実しています。自宅にいながら1対1で指導を受けられるため、送迎の手間がなく、お子さんのペースに合わせて苦手な単元を集中的に取り組めるのが利点です。塾との併用で弱点を補う使い方をしているご家庭も増えています。

中学受験に対応したオンライン家庭教師

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中学受験専門のオンライン個別指導です。基礎からの学び直しに特化した無料セミナーを受けてから入会を決めることができます。

思い切って塾を変える

 有名な塾・実績の高い塾を選ぶよりも、お子さんに合った塾を選ぶほうが学力は伸びやすいです。塾を変える場合はお子さんへの負担も大きくなるため、今の塾より合いそうな塾が見つかっている場合に限り、できるだけ早めに判断するようにしてください。


基本が身についているかどうかの見極め方

 算数は、わからないまま先に進めても、土台が弱いまま家を建てるようなもので、いずれ全体が崩れてしまいます。

 テストの点数が悪くても、解き方はわかっているのにケアレスミスが多い・公式があやふやで間違えた、という程度であればそのまま続けても大丈夫です。しかし、解き方がまったくわからない・的外れな式を書いているという状態であれば、このまま塾の勉強を進めてよいかどうかをしっかり考え直してみてください。

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