9月からの逆転合格勉強法|偏差値が志望校に届かない小6の立て直し方

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 9月になっても模試の偏差値が志望校に届かず、夏休みに頑張ったのに数字が動かないと悩む親御さんは少なくありません。ただ、小6のお子さんは成長の時期に個人差があり、秋以降に伸びることもあります。ここから逆転できるかどうかはお子さんの状況によりますが、やることを絞れば、立て直せる可能性は十分にあります。 

 志望校に向けた学習全体の進め方は、小6秋からの中学受験勉強法|9月以降に優先することを参考にしてください。

偏差値が届かなくても、まだあきらめなくてよい

 偏差値は、点数そのものではなく、同じ模試を受けた受験生の中で、お子さんがどのくらいの成績にいるかを表す数字です。秋になると多くの受験生が追い込みに入り、全体の点数が上がります。そのため、お子さんの点数が変わらなくても、ほかの受験生の点数が上がった分だけ偏差値は下がることがあります。

 小6のお子さんは成長の時期がそれぞれ違うので、早い時期の模試の結果に焦ってしまうと、お子さんに大きな重圧をかけかねません。また、12月ごろまで偏差値が伸びなかったのに、その後に過去問の得点が上がって合格したお子さんもいます。どうしても行きたい学校があるなら、9月の時点で決めつけないようにしましょう。

 ただし、お子さん自身が自分で考えて進める気持ちにならなければ、急に成績が上がることは望めません。合格するにはどのくらい勉強が必要なのかを、お子さんとよく話し合ってください。

漢字、計算、暗記を毎日の朝に組み込む

 計算、漢字、理科と社会の暗記は、毎日の学習に組み込みましょう。

 朝、学校へ行く前に10分ずつ時間を決めて取り組むと、続けやすくなります。計算が得意なお子さんでも、しばらく離れると急に力が落ちますし、漢字も書かないと忘れてしまうからです。

塾の復習と自分の課題の割合を決める

 塾では、前の週に習った内容を翌週に復習しないことが多くあります。そのため、理解が不十分なところや苦手なところは、家庭でやり直す必要があります。塾の宿題と自分の課題の割合を先に決めて、毎日の時間割を作りましょう。平日なら、宿題に1時間、自分の課題に2時間ほどを目安にするとよいでしょう。塾に通っていない場合は、大手の塾の授業の進み方を参考に、復習の計画を立ててください。

 宿題が多すぎて自分の課題に手が回らないときは、塾の先生に宿題の量を相談してみましょう。

 *中学受験の算数で塾についていけない|宿題をこなすだけになったときの見直し方も参考してください。

1か月ごとに目標を絞る

 「今月は地理を完璧にする」「今月は割合の問題を解けるようにする」のように、1か月ごとに目標を決めましょう。目標を決めたら、その部分だけは確実にできるようにします。あれもこれもと手を出すより、確実にできることを1つずつ増やす方が、立て直しには向いています。予定を管理しやすい手帳を使うのもよい方法です。

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模試の結果に振り回されず、過去問で自分の実力を確かめる

 模試の偏差値は目安にすぎません。最終的な目標は、志望校の合格ラインに届くことです。模試が返ってきたら、まず正答率の高い問題を取れているかを確認しましょう。また、志望校の過去問でよく出る単元ができていない場合は、そこを重点的に復習する必要があります。

 計算の間違いや問題文の読み違い、時間配分など、お子さんが間違えやすい傾向も見ておきましょう。見直しの手順は塾のテスト・模試を次に活かすで説明しています。

 過去問は、早めに解くと学校との相性が分かります。しかし、その時点で自信をなくしてしまっては逆効果です。さらに、国語は文章を覚えてしまうと、繰り返し解いても力がつきにくくなります。本格的な過去問演習は11月ごろから始めれば十分ですので、お子さんの性格を考えて時期を決めましょう。始めたあとは、模試の偏差値よりも、志望校の過去問で合格最低点にどれだけ近づいているかを見るようにしてください。

志望校と併願校は、過去問の結果を見てから考える

 偏差値が届いていなくても、出願する学校を決めるのはまだ先ですから、9月の時点で志望校を変えなくても大丈夫です。見直すかどうかは、過去問の得点が合格最低点に近づいているか、今の力で合格が見込める併願校があるかを見て判断しましょう。併願校を考えておくことは、志望校をあきらめることではありません。むしろ気持ちに余裕が生まれ、志望校の勉強に集中しやすくなります。

 もし、志望校を変えるか迷ったときは、親御さんとお子さんだけで決めず、塾の先生に客観的な意見を聞いてみてください。

親御さんはあきらめず、お子さんの味方でいる

 点数が伸びないときに、点数を理由に叱ると、お子さんはテストの結果を見せなくなってしまいます。責めるのではなく、「前回間違えた単元が解けるようになったね」と、努力や変化を具体的に認めましょう。家庭での親御さんの役割は、予定の管理、教材の整理、体調や睡眠の管理に絞ると、勉強の内容で言い合いになりにくくなります。親御さんがあきらめてしまうと、お子さんもやる気をなくします。入試当日まで続けられるよう、支える姿勢を大切にしてください。

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まとめ

  現時点で偏差値が届いていなくても、次のことに取り組めば、9月から立て直せる可能性があります。

  • 漢字、計算、暗記を毎日の朝に組み込み、塾の復習と自分の課題の割合を決める
  • 1か月ごとに目標を絞る
  • 模試の偏差値より、志望校の過去問の得点で自分の今の実力を確かめる
  • 志望校は9月に決めつけず、併願校も含めて考える

 偏差値がすぐに上がらなくても、解き直した問題が解けるようになるなど、小さな変化が見られれば、立て直しは進んでいます。その変化を一つずつ積み重ねていきましょう。

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