中学受験生の家庭学習に最適な環境の作り方|教材整理から勉強スペースまで

中学受験対策
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中学受験の勉強が本格化すると、塾のテキスト、毎週配られるプリント、市販の問題集、模擬試験の答案など、ご家庭の教材量は想像以上に増えていきます。特に4年生、5年生と学年が上がるにつれて、その量は膨らむ一方です。

 教材が増えるにつれて「あのプリントどこに行った?」「この前の模試の結果が見当たらない」といったことが起きてきます。探し物に時間が取られてしまうのは非常にもったいなく、お子さん自身が必要なものを見つけられないと、学習への意欲にも影響します。 

 学習環境を整えることは、親御さんにできる大切なサポートのひとつです。新学年のうちに、仕組みを作っておきましょう。


教材を「学校用」と「塾・受験用」に分ける

 中学受験生の教材は量が多いだけでなく、学校の勉強で使うものと受験勉強で使うものが混在しやすいという特徴があります。どちらに使うものかが曖昧なまま一か所に積んでいると、必要なときに取り出しにくくなります。

 ボックスや棚を「学校スペース」「塾・受験スペース」と分けて管理するとすっきりします。引き出し付きのボックスや仕切りのある棚が使いやすく、ラベルを貼っておくとお子さんも自分で管理しやすくなります。

 文房具も同様に、学校用と塾用でそれぞれ鞄に一式入れておくと、前日に慌てて準備する必要がなくなります。鉛筆・消しゴム・定規・赤ペンくらいでかまいませんので、それぞれの鞄の中に常備しておきましょう。

プリント類は定期的に整理する

 塾から毎回配られるプリントはSAPIXのように量が多いところもあり、リビングの一角が教材で埋め尽くされてしまうご家庭も少なくありません。

 科目ごとにクリアファイルを用意して、週に一度まとめて整理する習慣をつけるとよいでしょう。模擬試験の答案や成績表はまとめてファイルに保存し、見直しやすい状態にしておきます。一方で、終わった単元のプリントや古いものは思い切って処分することも大切です。ためすぎると必要なものが埋もれてしまいます。

 定期的に親子で一緒に整理する時間を設けると、何が終わっていて何が残っているかの確認にもなります。

模擬試験・テストの結果を一か所にまとめる

 受験生になると月に一度以上のペースで模擬試験を受けるご家庭も増えます。結果の紙はそのままにせず、日付順に一つのファイルにまとめておきましょう。

 成績の推移を確認しやすくなるほか、苦手な単元や科目を振り返るときにもすぐ見返せます。模試の結果をもとにどこを重点的に取り組むかを考える材料にもなります。


勉強できる場所を複数用意する

 中学受験の勉強は長時間になることも多く、同じ場所に座り続けていると集中が途切れやすくなります。自室とリビングなど、集中できる場所を複数用意しておくと、気分を切り替えながら勉強しやすくなります。

 リビングで勉強する場合は親御さんの目が届きやすく、わからないことをすぐに相談できる点が利点です。ただし、教材が生活スペースに広がりすぎると家族の負担になるため、リビングに置く教材は「今週使うもの」に絞るなど、ルールを作っておくとよいでしょう。

 どちらの場所でも、机の上には使うものだけを置く、手元が明るい照明を使うといった基本は共通です。


整理整頓を習慣にする

 親御さんが環境を整えても、お子さん自身が「何がどこにあるか」を把握していなければ効果は半減します。小学生のうちから、自分のものは自分で管理する習慣を少しずつ身につけさせましょう。

 特に受験学年に近づくにつれて、高学年になると保護者が勉強の指導をするよりも管理に徹する方が家庭学習がはかどるようになります。 お子さんが自分で教材を管理できるようになると、親御さんの負担も減っていきます。


まとめ

 中学受験生の家庭学習環境を整えるうえで大切なのは、教材の仕分け、プリントの定期的な整理、模試結果の管理、複数の勉強スペースの確保という4つのポイントです。

 一度に全部揃えようとする必要はありません。新学年のタイミングで少しずつ仕組みを作っていくことで、お子さんが勉強に集中できる環境に近づいていきます。

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