中学受験では毎週の学習計画を立てることが大切
塾に通っている場合も自宅学習でも、中学受験では1週間単位で学習計画を立てることが大切になります。
大手塾では毎日確認テストがあり、宿題とテスト対策に追われているだけで、1週間が過ぎていくということが多くなります。
しかし、宿題とテストに追われているだけでは、学力にあった基礎が身についていなかったり、丸暗記だけして次の週には忘れていることになりかねません。学力に合わせて重点的にやることを選んで、毎週しっかり学習計画を立てることを考えてみましょう。
1. その週にやることを書き出す
まず、毎週日曜日に、次の週にやることを書き出してみてください。
塾の宿題のパターンが決まっていたら、どのくらいの量の宿題が出るかだいたい分かると思います。
また、暗記や、計算、漢字練習など毎日短時間で出来ることも書き出してみましょう。
↓1週間のやることリストのテンプレートはこちらでダウンロードできます。
2.勉強する時間を決める
勉強する時間はきっちり決めておきましょう。家にいるときに、なんとなくダラダラやっているとメリハリがつかなくなります。
中学受験では、毎日3時間程度の学習時間が必要になりますが、疲れているときに無理に3時間やっても効率が悪くなります。塾で帰りが遅い時は思い切って朝型学習に変えることも考えてください。
3.毎日やることを決める
漢字練習、計算、暗記などは、毎日10分単位で計画の中に入れてください。
漢字や計算の練習は確実に点数が取れます。勉強のウォーミングアップ感覚で必ず毎日やる習慣をつけることをおすすめします。
今日は1時間計算練習、次の日は1時間文章題をやるという勉強法は効率が悪いです。短時間で出来る学習と、時間をかける問題は分けて考えるようにしてください。
4.教科の配分を決める
勉強する教科の配分をしっかりしておかないと、好きな教科ばかりやっ てしまうことになります。国語、算数は毎日、理科、社会は1日おきなど、上手に 1週間の計画を作ってください。
5.勉強時間と内容を記録する
計画表にやることを書いておいて、出来たらチェックしていくという形式で構い ません。1週間が終わってどのくらい出来たか必ずチェックするようにしましょう。 全部出来れば次の週は少し量を増やしてみる、出来なかったら量を減らして次週は 全部やるように頑張るということを繰り返していけば、勉強量は自然に増えて行き ます。