テストや模試をやりっぱなしでは成績は伸びない
通常テスト、クラス分けテスト、模擬試験など、中学受験の学習ではテストに追われてしまいがちです。
しかし、テストを受けっぱなしで、結果だけ見ていても実力はつきません。テストを活用することで苦手な部分や勉強不足なところを把握し、今後の学習法や次回のテストに対して対策を立てていくことが、中学受験の学習には大切になります。
毎回テストを受けたら次のことをやるようにしていきましょう。
出来るだけその日のうちに答え合わせをする
日数が過ぎると忘れてしまうので、出来るだけ早く自分で答え合わせをしてみましょう。
解答が手元にある場合は、答え合わせをして間違えたところをやり直すところまで進めてください。
解答がない場合も、出来なかったところや不明なところは調べながら出来るだけテストのやり直しをするようにしましょう。
その日のうちに自己採点をすれば、解答をメモし忘れた所も思い出すことが出来ます。自己採点をしている時に出来る問題を間違えたりしていることに気づいて、お子さんが悔しい思いをするかもしれませんが、それが次回のテストに繋がります。
出来なかったところ見直しやすいように整理しておく
見直しをするときは、どこでミスをしたのか、解答の書き方などを親御さんも一緒にチェックしてあげてください。また時間配分の間違いや、出来るのに出来なかった問題などがないかを探すことが大切です。
また、漢字の書き取りなどで、字が汚かったり読みづらくて減点されていることがないかも、よく確認してその場で直すようにしていきましょう。算数の途中の計算も、字が汚かったり、書き方が雑で計算ミスをしていることもあります。
出来なかったところを単元ごとに整理しておくことも大切です。どのような問題で間違えやすいか、どの分野が不完全なのかを、しっかりチェックして後で見直しをしやすいように整理しておきましょう。
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次回のテストで同じ範囲がでることがあります。前回のテストがどこにあるか分からないということがないように、必ず自分で整理する習慣をつけさせてください。
テストの結果を見て次の目標を決める
今後テストは何回も受けなければならないものです。次回の目標を明確に出来る子ほど伸びていきます。結果が悪くてもお子さんを責めるのではなく、次はどのくらいの点数を取れるか、そのためにはどのくらい勉強しなければならないかを、お子さんとしっかり話し合うことが大切です。
次の目標を決めて、毎回紙に書いておくなど、モチベーションを上げるように工夫してみてください。
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